姉の鬱病

鬱もにもいろいろと種類があるそうです。
私の姉が失恋を機に鬱になってしまいました。

 

会社勤めをしていましたが、あまりにも症状がひどく仕事にも影響が出てしまい、
会社にも迷惑をかけるという事で結局は会社を辞めてしまいました。

 

 

私は当時まだ学生で、鬱の事についてはほとんど無知で、理解しようという気もありませんでした。
その為毎日だらだらと過ごしている姉を見ているとだらしなく、イライラしながら見ていました。

 

 

外には出ないので、外界からの接点はほとんどなく、
嫌な事があると母に当たり散らしている姉を軽蔑していました。

 

 

精神科へも受診していましたが、姉が受診したのは初めの数回だけで、
後は母一人に病院へ行って、
先生に姉の様子を伝え薬をもらってくるといった事が何年も続きました。

 

時々、異常なくらい口数が多くなりテンションが上がる事があります。
そんな時は要注意でした。
発作的に自殺をしようとする事があるのです。
何度か繰り返し、精神病の隔離病棟で入院も繰り返しました。

 

常に家に誰かがいないといけないという状況がずっと続き、
毎日は終わる事のない地獄のようでした。
その中でも母が一番大変な思いをしている事で、
母の体調の方が私には心配でした。

 

 

しかし、そんな日々も永遠に続く訳ではありませんでした。
少しずつですが、快方に向かって行ったのです。
社会に出る程までの回復ではありませんが、
日常の事はでき、買い物に行って料理をする事までできるようになったのです。

 

本当に少しずつですが、
普通に当たり前の事ができるようになる、それが私たち家族の喜びです。