うつ病の人は罪悪感を持ちやすいと聞きます。罪悪感とはどんなものでしょうか。

 辞書的な意味の罪悪感というのは、
「罪をおかした、悪いことをしたと思う気持ち。」
ということです。

 

 

うつ病の方の場合、自分を責めやすい傾向にあると
言えます。

 

 

何か自分に悪いことが起こったときは、その原因は
自分にある場合もあるし、外にある場合も多いものです。

 

しかし、鬱の方の場合、
何か失敗をしても、すべての責任は自分であると思って
しまいやすいようです。

 

 

ミスをする⇒自分の責任と自分を責める
⇒ますます自信がなくなりミスをする⇒またミスをする
⇒自分を責める

 

といった悪循環に陥りやすいです。

 

 

健康な方は、上手に人のせいや八つ当たりしたりして
罪悪感を処理して生きているものです。

 

 

心理療法の技法の中には、
責任円グラフという技法があります。

 

これは、自分の責任を図示することで、自分の責任を
客観的に見て自分への罪悪感を減らしていくというものです。

 

 

通常のカウンセリングでも、カウンセラーに話していく中で
自分をだんだんと客観的に見ることができるようになるので、
悪循環から抜け出ることができるようになるようです。

 

 

その人の罪悪感の強さは、子供のころに受けた教育の影響も
あるという方もいるので、自分が過去に罪悪感を強調される
ような教育を受けなかったか思い出してみるのも良いと思います。