昔のうつ病と、今のうつ病は違いがありますか?

昔のうつ病と今のうつ病は、名前は同じ「うつ病」ですが、
中身は結構変わっています。

 

1980年台にDSMという分類方式がはやりだしてから
従来の心因性うつ病とか、内因性うつ病という分類や、神経症という
概念がなくなってきています。

 

今増えているのは、伝統的?なうつ病というよりも、新しくできてきた
適応障害や気分変調症などの軽症うつ病と言われるようなものなのですが、
その辺りの話はまた別のページでしたいと思います。

 

ざっくりまとめると、うつ病の概念が広がったために昔はうつ病と言われなかった人がうつ病という事になるので
うつ病の人が増えているように
見えているという事情があるようです。

 

市町村合併とかで、大きい自治体の周りの村とかが市に合併して
いつの間にか村民から市民になるみたいな感じですかね・・・。

 

 

ちなみに、
私も、そんなに何十年もうつ病の患者さんと
かかわっていないので、先輩のベテランの先生に聴いた話を紹介します。

 

 

うつの症状自体は変わっていないそうです。

 

 

ただ、うつ病になる過程は、変わってきていて、
昔は、自分一人で仕事を抱え込んで限界になって
うつ病を発症する方が多かったそうです。

 

 

 

ですが、最近は、自分ひとりで抱え込むと言うよりも
周りが悪いと、責任を回りに押し付けつつ
うつ病になると言う方が多いそうです。

 

 

 

そういえば、新型うつ病とか言われている、
会社にいる時はうつ症状でも、プライベートは充実している。

 

 

 

そんなうつ病の人が増えていると
マスコミなどで取り上げられている話をよく耳にします。

 

 

そういう新型うつ病の話に
近いのかなと思いました。

 

 

その先生は、時代とともに
だんだん人格が未熟になっているのだよね〜と嘆かれていました。

 

 

まぁ、世相を反映する病気なのかもしれません。